『真果』 『偽果』 リンゴの本当の果実、捨ててるって本当?!

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半分に割ったリンゴ(バラ科)
中心に2個の種子があります。
その周りに薄皮がありますが、それが本当の果皮です。
実は、切って捨てる部分が本当の果実(真果)
可食部は花托の肥大したもので偽果を呼ばれています

バラ科はとても偽果が多いです。
みなさん、バラの本当の果実を見た事がありますか。
あの赤い実は本当の果実ではありません。「ウッソー」という声が聞こえてきそうです。でも本当でーす。(笑)
子房(本当の果実になる器官)を包む花托が肥大したもので、偽果といいます。

リンゴの芯の部分が本当の果実ですが、食べている部分は花托の肥大したものです。
同じバラ科の桃や梅は本当の果実を食べています。(笑)

本当の果実(真果)と偽果の定義は次の通りです。
◉真果(本当の果実):子房と種子だけでできている果実。
◉偽果:花托(花床)や花軸やガクなど,子房以外の部分が加わってできている果実

▼とりあえず、ノイバラの真果をご覧ください。赤い1個の偽果にこれだけの真果が入っていました。
ノイバラの花には複数の雌しべがついています。ひとつの雌しべから1個の果実が出来るので偽果の中に複数の真果が入っているのです。中に入っている真果の数は一定ではなく、上手く受粉できた雌しべの数で決まるようです。一見種子のようですが真果です。徐々に分かってきますよ。(笑)
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▼偽果の中に入っている真果を見てみましょう。大きさにばらつきがあるのは、受粉が上手く行ったものとそうでないものの差でしょう。
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▼これがノイバラの偽果です。これは花托が肥大して出来たものです。これなら見た事がおありでしょう。へその所にガクや雌しべの柱頭の名残があります。
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▼最初の画像が本当かどうか、信じられない人のために・・・
真果のひとつを割ってみました。中から2個の種子が入っていました。
子房と種子でけで出来ていました。まさしく、真果でした。(笑)
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割れた果皮(上段)と2個の種子

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by hitakijo | 2010-11-18 13:11 | ☆☆感察☆☆ | Comments(1)
Commented by 阿羅こんしん at 2017-11-18 09:03 x
ヘタがあるんが、そうなんですか〜!?柿とかは!?しらないことの発見気づき!ありがたうございます!!きれいな落ち葉曼荼羅図!ポスカードに欲しいです、、、!でも、、、窓いっぱいに貼ってもいいなあ〜〜〜!オー・ヘンリーさん、最後のひと葉、、、ありがたうございました合掌こんしん
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