ヤマトシジミ(貝) ☆ ヤマトシジミ(蝶)

数年前、ある自主グループの感察会で鳥類園へ行きました。
鳥類園の南側は海に面しています。
この日は、その海の見えるコースを行くことにしました。
私が先頭を歩くわけですが、10数人の参加者はそれぞれ好みがあるのでしょう
。時々、最後尾の人との距離が10mほど離れる事があります。
ちょうどそんな時にテリハノイバラに止まった「ヤマトシジミ(蝶)」を見つけました。
そこで私は、最後尾の人にも聞こえるように
『皆さん、ヤマトシジミ見たことありますか?』、
すると、最後尾の人が「昨日食べました」と、
私の周りにいたほとんどの人はキョトンとした顔をしています。
2−3人は笑い出しました。どうしてこんな事か起きたかお分かりですか。
実は異種同名の生き物がいるのです。
最後尾の人が食べたと答えたのは貝(ヤマトシジミ)の事でした。
無理もありません。
来る途中、干潟で蜆を採っている人たちを見た後で、しかも私が海の方に顔をぬけていたので、
「貝のヤマトシジミ」と勘違いされたのです。
笑った人は貝と蝶の名前が同じ事を知っていたのです。
キョトンとした人は私の説明のあと大笑いしました。
漢字で書くと貝の方は「大和蜆」、蝶の方は「大和小灰蝶」、
しかし、どちらもヤマトシジミ、口に出して言えば同じになります。
あーややこしや ! !
ちなみに、蝶の方が後で命名されたそうです。
翅の感じがシジミ貝を開いた内側に似ているという事で・・・・・

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ヤマトシジミ(蝶)とヤマトジジミ(貝)

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by hitakijo | 2008-07-26 00:01 | 自然感察会 | Comments(2)
Commented by よしの88 at 2008-07-26 23:14 x
こんばんは、そうなんですね、うちも最初の頃は検索をしていて、両方とも引っかかるものですから、混同をしていたこともあります。
確かに鳥類園ではすぐ隣が海ですから、紛らわしいかも知れませんね。
今日もあちこちで元気に飛んでいる姿を見ることが出来ました。
しかし、貝類の方は実際には会ったことがない様に思います。

さて、本日はありがとうございました。
「植物感察ツアー」、数的に言いますと少ないのかなと思いましたが、やはり多すぎてもオーバーフローになってしまいますから、丁度良いあんばいだったのではと後で思いました。
また、その1種1種についての的確なご説明、素晴らしかったです。
あれこれとメモを取らせて頂きましたので、今整理しているところです。
写真は皆さんがいらっしゃるところで前に出てと言うわけには行きませんから、次の方へ歩いて行った後とならざるを得ず、毎回遅れ気味となってしまったこと、申し訳ありませんでした。
少数精鋭の植物類、そして、思いがけず出会った昆虫類と大変に有意義な時間でした。
また機会がありましたら、参加させて頂きたいと思います。
Commented by hitakijo at 2008-07-27 08:34
よしの88さん、おはようございます。
蝶のヤマトシジミの命名者は、未来に普通の人たちが観察をやるとは想像出来なかったのでしょうね。
貝のヤマトシジミは、潮が引いた時、水路の干潟で多くの人が採っていますよ。言えば見せてくれますよ。

昨日は「植物感察ツアー」にご参加ありがとうございました。
6月の時点では、7月は海沿いの園路を予定していたのですが、予期しない草刈りで6月と同じコースを歩く事になりました。参加者に前回参加した方か数名いたので
前回と同じもの説明は省きました。その結果、取り上げて種類が少なかったかもしれません。これに懲りず、機会がありましたら、またご参加ください。
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