今日は、早朝ブログを更新し、その後は何もしないで夕方まで横になってぼんやり
としていました。東側の中央分離帯のクスノキからはアブラゼミの鳴き声が、西側 の公園からはミンミンゼミの鳴き声がひっきりなしに聞こえてきます。夏、真っ盛 りです。 そういえば、10数年前のある夏にクマゼミが鳴いた事がありました。植栽された木の根に付いていたのでしょう。次世代を期待しましたが、その後クマゼミの鳴き声は一度も聞いていません。 私の田舎では、クマゼミのことを「ジャゴロ」と呼んでいました。小学生の頃は夏休みになると「ジャゴロ取り競争」をしたものでした。今のように簡単に捕虫網が手に入らない時代でしたから、道具は手作りです。太めの針金で直径10数センチの輪を作り、それを長い竹竿の先に差し込みます。そして輪の部分にオニグモやコガネグモの網をからめればできあがり。数網分もあれば十分です。クモの網も至る所にありました。 しかし、うらの公園ではクモの網に掛かったセミを見た事がありません。ハシブトガラスが居着くまでは、ヒヨドリが繁殖し、その餌になったりしていましたが、今では夏が終われば、至る所にセミの死骸が転がっています。これが食物連鎖がうまく機能していない都会の公園の姿です。
by hitakijo
| 2006-08-20 07:15
| ☆☆感察☆☆
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Comments(1)
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by
馬場伯明
at 2007-09-01 08:58
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私のふるさと、長崎県雲仙市(南串山町)でもクマゼミをジャゴロと呼びます。アブラゼミはアブラ、ニイニイゼミはコセミ、ツクツクボウシはズクズクッショです。幼い頃は、蝉取りなどに明け暮れました。
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