今日は妻の実家の墓参に行きました。帰り道、恒例になった「鯛焼き」を買い、食べながら歩いて帰ります。途中、街路樹のコブシが咲き出していました。そして、珍しいシーン(以前スケッチでUP)を、今度はデジカメで撮る事ができました。
ハクモクレンとコブシの見分け方には幾つかありますが、そのひとつに「花のすぐ下の小さな葉の有無」がありますが、ハクモクレンには無く、コブシにはあるのです。 実はコブシの花のすぐ下の葉は花芽の中に入っているのです。 画像をよく見てください。花芽の外鱗片が裂け、小さな葉と内鱗片がみえていますね。内鱗片が裂けると白い花が顔をだします。花芽の基部の小さな芽が大きな葉になる冬芽です。 身近なところでも『自然の不思議』はたくさんあります。これが私の自然感察(←クリックしてください)コブシ=辛夷(モクレン科)の花芽 <学名の小種名はkobusです>
by hitakijo
| 2008-03-19 14:15
| ☆☆感察☆☆
|
Comments(12)
Commented
by
シロチドリ
at 2008-03-19 18:16
x
コブシとモクレンの見分け方、教えていただき、うれしいです。
昨日、松戸の21世紀の森に行ったとき、たくさん花が咲いていたのに、よく見ないで、気がつかず残念でした。こんどは、ちゃんと確かめてみようと思います。ありがとうございました。
0
Commented
by
mayumis39 at 2008-03-19 18:40
アツアツのタイ焼きをほおばりながら歩く微笑ましい様子が目に浮かびます^^
解説を読みながら、じっくりと写真を眺めた後、庭のヒメコブシを感察してきました。 まだまだ花芽も小さいのですが、その下にはもっと小さな葉の冬芽がついていました。 この写真のようになるまでには、まだしばらくかかりそうですが、 珍しいシーンを見せていただき、 今年は、もっとちゃんと感察していきたいと思いました。ありがとうございました!
Commented
by
hitakijo at 2008-03-19 19:36
Commented
by
hitakijo at 2008-03-19 19:45
mayumis39さん、こんばんは。
早々にきていただきありがとうございます。 ヒメコブシは残念ながら(残念な事はないのですが)花芽の中に小さな葉は一緒には入っていません。しかし、ヒメコブシの花芽の鱗片が裂け、花弁の裏の緋色の筋が覗くシーンは感動的ですからぜひ感察してください。
こんにちは。
コブシとハクモクレンの見分け方は初めて知りました。 今まで、ちょっとずんぐりたくさん咲いているのがハクモクレンかな・・、すっと高いのがコブシかな・・などと思っていました。 写真だけでなくて絵で解説されるとなるほどと納得できます。 ”感察力”すごいです。 そして素人にとてもわかりやすいです。 ありがとうございます。
Commented
by
hitakijo at 2008-03-20 16:35
Viさん、こんにちは。
お役に立てれば幸いです。 皆さん、見分け方に興味がおありのようですね。 実はこれを掲載したのは、見分け二の次で「ひとつの芽の中に『葉と内鱗片と花』が入っている不思議を見てもらいたかったのですが・・・(笑) ま、いいか ! !
Commented
by
kazu-turezure9 at 2008-03-21 16:17
こんにちは(*^_^*)
詳しい解説でよく解りました^^v コブシの白い花、たまに見かけます♪コブシを見つけると春が来た♪ なんて思い嬉しくなりますね♪ 相変わらず素晴らしいスケッチに見とれています^m^v
Commented
by
hitakijo at 2008-03-21 19:54
こんばんは、コブシさん、素晴らしいアップ写真ですね。
そして、その構造に関しては実際には今まで知らなかったことです。 実際に、表面的にしか見ていなかったことが痛感されます。 こうして拝見するとこれから違った見方が出来そうです。 今度撮影するときは良く見てみたいと思います。
Commented
by
hitakijo at 2008-03-23 23:48
よしの88さん、こんばんは。
コブシのこの様子は7-8年前、小雨の中裏の公園を散歩して偶然見付けてスケッチしました。図鑑にも書いてない事だったのでとても嬉しかったです。 今回運良く写真が撮れたので、スケッチよりインパクトがあると思って載せました。
Commented
by
hitakijo at 2009-03-01 14:10
lactoさん、こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。 >コブシとモクレンの花芽を載せています。 先ほど拝見させていただきました。 リンクしていただきありがとうございます。 今後ともどうかよろしくお願いします。
|
『自然感察』は 1985年11月11日に私が創作したオリジナルの造語です。 思いついた経緯はブログ開設の記事(2006.7.6)に書いてあります。 ☆もう一つのブログ☆ 自然感察*Nature*feei. *リンクフリーです。 当ブログの画像・文章等の著作権はすべて山本正臣に帰属します。 許可なく無断転載・複製、配布することはできません カテゴリ
全体 自然画(絵画) 自然画(イラスト) 絵はがき(販売) スケッチ教室 木の葉絵 エッセイ 流木アート スミレ図鑑 スズメのスケッチ 60年代のスケッチ 70年代のスケッチ 野鳥スケッチ 野草・植物スケッチ 動物スケッチ 昆虫スケッチ キノコのスケッチ ベランダにて 近所・隅田川・路傍 荒川下流河川敷にて 上平井葦原にて 柳原千草園にて 汐入公園にて 葛西臨海公園・鳥類園 水元公園にて 明治神宮にて 23区内にて 東京(23区以遠)にて 高尾山にて 房総にて 軽井沢にて 上高地にて 巣栗渓谷にて 千畳敷にて 日光にて 尾瀬にて 草津にて 霧ヶ峰にて 東北にて ☆☆感察☆☆ 自然感察会 展覧会 検索
タグ
スケッチ(4322)
鳥(4092) 植物・樹木(1230) イラスト(920) 植物・野草(900) ペン画(697) アート(426) 昆虫 スケッチ(262) 自然(209) 絵画(190) 感察(150) キノコ(53) 動物スケッチ(48) 感察会(37) 流木アート(30) 木の葉絵(22) エッセイ(20) 旅の画像(15) 雑記(14) 野鳥(11) 野草 花 きのこ(10) アオサギの肖像(8) 展覧会(6) 環境教育(2) 個展(2) 子供の作品(2) 写真(植物)(2) 動物(2) スミレ(2) お知らせ(2) テントウムシ(1) 地衣類(1) タペストリー(1) 鳥の羽(1) 写真(昆虫)(1) 絵手紙(1) 魚(1) カタツムリ(1) 絵はがき(1) 植物(1) 最新の記事
画像一覧
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... @hitakijo
最新のコメント
ファン
最新のトラックバック
|
ファン申請 |
||