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『上高地にて』その9 ☆ #カミコウチテンナンショウ 

上高地の名を冠した野草がある、唯一と言ってもいいでしょう。
その名は『カミコウチテンナンショウ=上高地天南星(サトイモ科)』。
出会えた私はとても幸運です。
なぜならば、上高地の自然に抱かれていながら、現在は絶滅危惧IA類(CR)<極近い将来に絶滅する危険性が極めて高い種>に指定されているのですから。
上高地は、年間相当数の人が訪れます。
その結果の環境変化で少なくなったのでしょうか? だとすれば、心がとても痛みます。
9年連続で訪れていますが、今年は研究路脇の植物が大々的に切られていました。また河童橋のたもとにあるウラジロモミの巨木の脇にあったヒロハヘビノボラズ(茎に刺のある低木)が、
昨年はあったのに今年行ったら切られていました。
両方とも観光客の安全のため行われたと推測していますが、
何れにしろ「本末転倒」の行いだと私は思います。


『上高地にて』その9 ☆ #カミコウチテンナンショウ _a0083553_216238.jpg
カミコウチテンナンショウ

by hitakijo | 2008-05-25 00:13 | 上高地にて | Comments(2)
Commented by よしの88 at 2008-05-26 22:17
こんばんは、カミコウチテンナンショウさん、初めて聞くお名前です。
どこかで見たことのあるような、そんな感じもするのですが、特徴的なお花ですね。
こう言った感じで、真ん中に白い玉のような物が出て来ていたのを見たことがあるのですが、そのお名前が思い出せずです。
そして、伐採、刈り取り、様々にあるかと思うのですが、観光客の安全のためとはまたそれらしい大義名分のような物ではないかという感じです。
しkし、きちんとした生態調査をした上で管理していくのならまだしも、そうでもない様子、困ったものです。
Commented by hitakijo at 2008-05-26 22:40
よしの88さん、こんばんは。
カミコウチテンナンショウはとても分布域が狭いですが、
良く似たマムシグサやウラシマソウは平地や里山にもあります。よしの88さんもウラシマソウをご覧になられたのでは・・・
>真ん中に白い玉のような物が出て来ていたのを見たこ
とがあるのですが、
それは、多分アオマムシグサだと思います。
先日オキナグサの果実と一緒に撮ったのですが、UPしそびれています。
バスツアーのお客にはかなりわがままな人やマナーの悪い人がいますから・・・。困った問題です。
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